ソブリン・アイランドの豪邸が競売に
高級物件が立ち並ぶことで有名なゴールドコーストのソブリン・アイランド(SOVEREIGN-ISLAND)でも最も大きな屋敷の一つである物件が管財人の管理下の置かれることになり、7月に競売に掛けられることが決定しました。

現在、この物件の権利はANZ銀行のものとなっていますが、$12.6ミリオンの負債回収も難色を極めることが予想されています。

実はこの物件の工事は未完のままであり、これまで物件の工事には$12ミリオンが投じられていますが、完成までにあと$6ミリオン程度必要とされることが大きな問題点となっています。

この未完の宮殿の敷地面積は約3,500m2(四区画分)で、以前の家主は2005年に$9.44ミリオンで購入していますが、現在は土地だけの価格だと$4~5ミリオン程度だと見られています。

2007年頃に浮上したサブプライム後の世界金融危機から、負債を返済できず工事を完成させることができなかった前家主はひっそりとこの屋敷で生活していましたが、家の手入れも十分に行うことができずにネズミやゴキブリが巣食う状態だったため近隣からは苦情が出ていました。

オークションは7月20に行われる予定です。
英単語:
OPEN-HOUSE-INSPECTION - オープンハウス・インスペクション
物件の内覧会。
内覧の際には来場者の氏名や電話番号、物件に対する希望などを不動産業者や家主から質問されることがある。
参照:
http://www.propertyobserver.com.au/
TAKASHI-IDO
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